ゼロドライアイスとは
ゼロドライアイスは、世界初-液体窒素を使用せず-100℃で凍結可能な超低温冷凍庫[ウルトラディープフリーザー]と、専用蓄冷材[アドコールド-45]を活用した、ドライアイス未使用で長時間の冷凍輸送・保管を可能としたサービスです。
ファイザー社製の新型コロナワクチン輸送に採用され、厚労省、ファイザー社・配送の受託を受けたヤマト運輸社により、2日間-60℃以下で輸送することを実現しました。この技術を活用し、-20℃以下をドライアイスとほぼ同量の蓄冷剤で、ほぼ同等の保冷時間を可能としました。
ドライアイス不足からの価格高騰の背景
ドライアイス不足の理由は、主に生産と供給のバランスが極端に崩れてしまっているのが原因です。ドライアイスは、CO2ガスを高圧下で冷却して固体化させたもので、主に冷蔵や冷凍輸送に使用されます。しかし、CO2の生産が他の産業用途や飲料の炭酸ガス供給に使用されるため、ドライアイスの生産が制約されることがあります。
そして、一番の理由はCOVID-19パンデミックの影響でしょう。全国へのワクチンの輸送にドライアイスが大量に使用され、供給がさらに制約されました。ワクチンは低温で輸送される必要があるため、ドライアイスの需要が急増し、これにより、他の産業や用途でのドライアイスの不足が発生しています。生産キャパシティの拡大や供給網の改善が進められていますが、短期間での解決は難しい状況が続いています。2022年には工場で使用する電力値上げの余波で、ドライアイスの価格は全国で大きく高騰しているという点も忘れてはいけません。
ドライアイスの二酸化炭素中毒事故
消費者庁によると、死亡事故は2020年と21年に宮城、宮崎、沖縄の3県で計3件起きています。2件は自宅や葬儀場でドライアイスを敷き詰めた棺の中に顔を入れた状態で発見され、1件は棺の小窓を開けたそばで倒れて死亡事故が起きています。ドライアイスによるCO2中毒の危険性が知られた事件が起きていますが、ドライアイスは様々な用途で使われています。冷凍食品関連の低温輸送、店舗への輸送や冷凍保管、個人向けの通販やケーキ、アイスなどのテイクアウト等、広く利用されています。ドライアイスを大量に使用するケースもあるため、リスクを伴う冷媒となります。
ドライアイスではなく、ゼロドライアイスを
弊社では、ドライアイスを使わない新しいサービス「ゼロドライアイス」をレンタルで使用できるサービスを展開しています。
コストダウンと安全性を共存した「ゼロドライアイス」を導入しない手はありません。
通常のドライアイスとの比較
-20℃以下をドライアイスとほぼ同量の蓄冷剤で、ほぼ同等の保冷時間を可能としました。
同程度の効果があるのに、コストダウン
ドライアイス@\300で30kg購入して使用する場合(消耗品)
ドライアイス:¥9,000/日
ゼロドライアイス@\150、ウルトラディープフリーザー(@1台あたり30kgを1日で凍結可能)を
ゼロドライアイス:¥4500+電気代¥750
=¥5,250/日
全てレンタルでのご利用となりますので、初期投資は\0(※1)、ランニングコストとして電気代(※2)はかかりますが、ドライアイスをkgあたり¥200以上で購入されている場合、導入1日目からコストダウンとなります。また、供給が不安定で値上がりをし続けるドライアイスの対し、ゼロドライアイスは金額が変わりません。
※1 電気工事が必要な場合は別途。
※2 電気代は、1kw/hあたりの電気代によって変わります。
※3 毎日30kgのドライアイスを消費する前提の試算となります。
※4 蓄冷剤を紛失および落下等で破損した場合、別途1枚¥4,000のご請求となります。
ゼロドライアイス商品詳細
-100℃超低温冷凍庫[ウルトラディープフリーザー]
形式 | YFZ-1423 |
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冷却性能 | -100℃~-120℃ |
内容積(L) | 147 |
内寸法(mm) | W620×D460×H470 |
外寸法(mm) | W920×D935×H1036 |
重量(kg) | 200 |
消費電力(w) | 2200 |
冷媒 | 特殊混合冷媒(HFC) |
電源 | 三相AC200V(50/60Hz) |
-100℃専用蓄冷材[アドコールド-45]
Sタイプ | |
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サイズ(mm) | 100×150×25 |
内容量(g) | 280 |
Mタイプ | |
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サイズ(mm) | 140×200×25 |
内容量(g) | 580 |
Lタイプ | |
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サイズ(mm) | 200×280×25 |
内容量(g) | 1,120 |
導入までの流れ
FLOW
お問い合わせ
まずはメールかお電話でお問い合わせください。
Mail:info@zero-dryice.com TEL:098-851-3536
現在購入されているドライアイスについて、kgあたりの金額を教えていただければ、初日からいくらのコストダウンになるか、試算表を作成しご提案させていただきます。
訪問
フリーザーの設備が必要となりますので、設置可能か無償で下見をさせていただきます。現状におけるドライアイスの運用方法をお聞きし、ご利用方法についてもご説明いたします。
1カ月のトライアル期間
問題無く運用出来るか?今なら1カ月間のお試し期間を無償でご利用いただけます。実際にフリーザーを設置し、凍結させた蓄冷材をドライアイスの代わりのご利用ください。
ご成約・運用
正式にご契約いただき、実際に運用を開始。自社内でドライアイスに代わる蓄冷材を凍結、ゼロドライアイスのサービスをご利用ください。
導入初日からコストダウンが可能となります。